子供たちの未来をつくる
安心の給食
給食の意義は、成長期にある子供たちの心と体をつくり、支え、それぞれの段階に応じた食を通して、将来の豊かな食生活の基盤をつくることです。また、生涯を通じて、「健康な食生活について自分で考えを深めていくことができる人を育てる」という役割もあります。
当社では、保育園・幼稚園・小学校給食事業に加えて用務業務を担っており、それぞれの年齢に適した、安全かつ栄養バランスのとれた給食の提供を行っております。
日本において、食に対する安全を求める声は年々強まっています。乳幼児期の給食は抵抗力の弱い子供たちの命を守るため、安心・安全を第一に、食中毒、アレルギー対応のミス、感染症の発生を予防するためのあらゆる対策をしています。食物アレルギーを持つこどもは年々増加しており、子供本人にとってはもちろん、保護者のみなさまにとって深刻な問題のひとつであり、給食に関わる事業者には、常に責任感を持った食の提供が求められています。
そのような食の安全を考慮した上で、さまざまな素材の食感や味覚を体験することや、食を通して季節感を感じたり、古くからある地域の食文化の伝承を大切にしています。そして、学童期の給食は、バランスの良い栄養摂取が重要なだけでなく、生活習慣と食の関係を考える「食育」の機会としても重要です。ただ生命を維持するためだけの食事ではなく、食べる楽しさや美味しさを味わう豊かな心、日々食事ができることへの感謝など、精神面の発達にも大きく関わっていると当社は考えております。
このことを踏まえて、当社では、日頃から家庭や学校、地域と協力・連携し、食の生産や流通過程を知り、さらには子供たちが「食を大切にする心」を育てることを目指しています。